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一日中風が吹き荒れる曇りの一日でした。
気温 ~ 朝 : 5.8℃  昼 : 4.5℃  夕 : 3.4℃

朝から吹く強風は南風で、今朝の気温は12月も下旬にさしかかるというのに氷点下にはほど遠い暖かさでした。

  1. 周囲はほとんどの時間薄暗い雲の中で、時折雲の合間から高原が見え隠れすると、その隙に写真を撮るのが精一杯でした。

週末ということで早便で到着されたお客様も沢山いらっしゃいました。

晴れていればチェックイン前に高原を散策してこられるのですが、今日は皆さんホテルでゆっくりされていました。

明日はお天気がゆっくり回復してきます。

反面、気温は一気に下がりそうですから、皆さん暖かくしてお過ごしください。

 

11時49分、お昼前に一瞬だけ現れた雲の切れ間に撮影。

 

2枚目の写真を撮っている最中に、高原はもう雲に覆われ始めました。

 

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《 今日の美ケ原 + プラス 》

 

今日は先日のふたご座流星群の報告です。

今年は新月直後の空が暗い絶好の条件で迎えたふたご座流星群。

12月13日の夜から昨夜まで3日間のチャンスがありましたが、晴れたのは初日のみで後の2日間は暴風雨。

1年前から楽しみにしていて、沢山のお客様にもお伝えしてきたのですが、少し残念な結果になってしまいました。

 

さてさて、今日掲載するのは12月14日の未明、1時30分から撮影していたものです。

4時30分からはふたご座流星群記念、朝のお星見会を開催致しました。

 

12月14日 1時25分、山頂より松本市の夜景と西の空を望む。

この時間は木星がまだ西の空に残っており明るく輝いていました。

冬の星座はおうし座を先頭に、続々と西の空に集まってきます。

放射点のあるふたご座は、まさに頭の真上に昇り、四方に流れ星を降り注ぐ準備は万全です。

空は晴れているものの、西の方から次々に雲が流れてきていました。

 

同 1時26分より10分間の星の軌跡。

この1回だけの撮影では、捉えられる流れ星はありませんでした。

 

この後、動画用に1,800枚の写真を撮影致しました。

1カットのシャッタースピードは3.2秒で、時間にして約2時間の撮影になりました。

それを動画に編集したのがこちらです。

 

 

こちらはその一部分を取り出して1枚に合成したものです。

 

皆さんご存じの通り、流れ星は一瞬です。

1,800枚の写真を動画にするときに、仮に1秒間に30枚のコマを使うと動画は1分になります。

2時間の間には、本当に沢山の流れ星が流れたのですが、2時間を1分に圧縮してしまうと、一瞬の流れ星は動画ではほぼ見えません。

この動画でゆっくり動いてゆくのは飛行機の軌跡です。

動画がスローモーションになるところで、いくつかの流れ星が見られます。

これは火球クラスの特大の流れ星だったのです。

次回のチャンスにはどんな取り組みをしましょうか。

悩めるところです。

 

~ 宿泊部 関川 ~