6月1日は毎年王ヶ頭の山頂の神社で御嶽教の例祭が行われます。
そして不思議なことに、この6月1日は天気が良いことが多く、美ヶ原では晴れの特異日として知られています。
今日の天気予報は曇り。王ヶ頭は明け方から雲に包まれており、予報通りの朝になりました。
と、思われたのですが、5時前になると雲の中に太陽が現れ、急速に天気が回復。
6時過ぎには山頂にブロッケン現象が現れ、7時頃になると高原の雲が吹き払われたかのように消えてゆきました。
そんな中、山頂神社では12時より今年も無事に御嶽祭が執り行われました。
今年は日曜日と重なったこともあり、沢山の方が参加されとても賑やかな例祭となりました。
今日の気温
朝:6.0℃ 昼:10.7℃ 夕:7.5℃
6月1日は晴れの特異日!
皆さんが王ヶ鼻展望ツアーに出かけている頃、王ヶ頭山頂にはブロッケン現象が現れました。
まるで光の白い虹とカラフルな虹が重なってアーチを作っているようです。
なんと神々しい風景でしょう。
この写真は当ホテルの三浦支配人が撮影されたものです。
7時00分、皆さんが王ヶ鼻展望ツアーに出かけた後の展望テラスにて。
モーニングコーヒーのある風景。
7時20分、出かけていた皆さんが帰ってきました。
その時の高原の様子。
さっきまでは真っ白な雲の中でしたが、急に雲が動き出し高原が見えてきました。
上空には太陽も輝いています。
7時28分、目まぐるしく移り変わる風景を撮影していると、まったく飽きることがありません。
何枚も撮るうちに、今日の正解はモノクロームという解に行き着きました。
7時35分、移り変わる雲と高原が作る大迫力の世界。
色彩を排した濃淡の世界にこそ、その本質があるように思えました。
7時37分、とは言っても、皆さんカラーでも見たいですよね。
と、思い直して最後に一枚撮りました。
例祭直前、山頂からの風景
11時56分、この写真を撮っていると、山頂の神社から太鼓の音が聞こえてきました。
ここからは神事の様子です。
厳かな雰囲気をモノクロームでお届けいたします。
神事の太鼓のリズムは日本古来の音階にのって響きます。
心がゆすぶられる不思議と心地よい響きは、ずっと聞いていたいほどでした。
12時04分、神主さんが入られ、神事が始まりました。
不勉強な故、正式な呼称でなかったらごめんなさい。
私共王ヶ頭ホテルのスタッフも、参列者の方々と一緒に玉串拝礼いたしました。
以上、
現場から、関川特派員でした。