今日は二十四節気の立冬。
二十四節気の暦は、いつも季節を少し先取りしているように感じますが、
この時期の美ヶ原はまさにこの暦がぴったり。
今朝はしっかり氷点下になり、高原には霜が降りていました。
日中は薄い雲が広がりつつも晴れ間が広がりました。
そして夕暮れ。
夕日の沈んでゆく北アルプスには低い雲がかかっていましたが、
上空の雲が夕日に焼けて、美しい夕暮れを見ることが出来ました。
今日の気温
朝:-0.5℃ 昼:2.4℃ 夕:-1.2℃
霜の朝~日中の様子

7時40分、氷点下で迎えた立冬の朝。
ホテル正面のカラマツの枝に霜の結晶がついていました。

雲に包まれていた高原に明るい日差しが届いたのは9時を回ってからでした。

9時21分の高原の風景。
冬の太陽はゆっくり上り、私のレンズでもまだ捉えられる位置にいました。

11時14分、お昼前のホテル前。
夏の真っ青な空とは違う、穏やかな青色の冬の空。

11時17分、山頂へ行ってみました。
遠くに冠雪した乗鞍岳が気になったので、石碑と一緒に収めてみました。

11時21分、眼下にはまだ十分楽しめる鮮やかさのカラマツの紅葉。

11時22分、いつものアングルも撮影しておきました。
この写真の風景が夕暮れ時になると...
美しい夕暮れ、マジックアワー

16時32分、どうでしょう!こんなに美しい風景に変わりました。
今日はホテルにお泊りのお客様も沢山出かけてきています。
風が穏やかでしたので、防寒着を着ていれば辛くない寒さです。

16時35分、雲で北アルプスの稜線は隠れていますが、
夕日の上には形のいい雲が浮かんでおり、夕日を受けて輝いていました。
夕日はやがて16時40分頃、その下の雲の中に沈んでゆきました。

16時44分、マジックアワーで焼けてきた上空の雲。

16時48分、穂高岳から槍ヶ岳、常念岳付近はしっかり雲の上に顔を出していました。
近くにいらっしゃいったお客様と一緒に北側の広場に移動して、美しい夕焼トーンの写真を撮りました。
すると、

先程まで見ていた上空の雲がさらに焼けているのに気が付き、走って山頂へ引き返します!
16時51分、あの雲がこんな風に! まるで縞々ストライプのお魚のようです。

16時52分、先程までそれほど魅力的に見えなかった御嶽山。
ちょっとだけ頭を出した様子が、夕焼けに染まり、棚引く雲と合わさって美しい姿に!
まさにマジック。
~ 今日の美ヶ原は、関川がお伝えいたしました。