立ち込める雲の朝から、魅惑のサンセット。
気温 ~ 朝 : 6.5℃ 昼 : 8.3℃ 夕 : 5.0℃
昨夜は雨が降ったのでしょうか、風の音は聞こえていましたが、今朝外に出ると辺りはしっとりと濡れていました。
6時過ぎ、日の出の時間が近づくころ、空には雲が立ち込めており一向に明るくなりません。
気温は暖かくプラスの6.5℃。
この時期ならマイナスの6.5℃でもおかしくないのですが、一か月以上前に戻ったような暖かい朝でした。
雲の立ち込める朝、バスツアーは催行しました。
6時14分、雲が立ち込める高原の上空。日の出の気配もなく時間が過ぎてゆきます。
6時18分、北側の広場から見下ろした風景。北信五岳の方向は雲から抜けて見えていました。
6時25分、玄関前にバスが到着。少しずつ明るくなる空に期待を込めて、王ヶ鼻展望ツアーに出発。
天候が回復し、青空が見えてきた8時頃
8時02分、高原側の空が晴れてゆきます。
雲の中に太陽が輝いています。
8時38分、太陽が顔を出し、青空も広がってきました。
日射しを受ける王ヶ頭ホテル、雨で濡れていたテラスも乾いてゆきます。
同じ時に撮影したアルプス展望コースと八ヶ岳方面、雲の上の太陽。
南側の迫力のある雲海の部分をアップにしてみました。
王ヶ頭ホテルでは、なんとこの景色が大浴場から見えます ! !
もはや暖かい ! お昼ごろ。
12時03分、気温は8℃を越えました。( 一般的には寒い気温ですね。 )
12時09分、王ヶ頭山頂に行ってみると、南側の谷には風に乗って雲が吹き上げていました。
山頂の石碑と吹き上げる雲の合間の太陽。
こんなに晴れていいお昼ごろでしたが、
本日お泊りいただくお客様が到着する午後には、辺りは雲に包まれてしまいました。
雲が吹き抜け、景色が広がった魅惑の夕暮れ。
16時を回り夕日の時間が近づいて来ました。
依然周囲は雲に包まれていましたが、時折風景が垣間見える時間もあり、期待を込めて山頂へ。
16時27分、山頂に到着すると、雲の中に大きな太陽が見てとれました。
刻々と姿を変え通り過ぎてゆく雲。西日を受けて輝く高原の斜面。
16時33分、一瞬にして辺りに雲が消え、先程までの真っ白な景色が嘘のようにクリアな視界が広がりました。
16時31分、南東方向の空も晴れ、遠くには富士山、上空には満月へ向かい丸くなってゆく月。
夕日を受けた南側の谷のカラマツは、真っ赤に染まって一日のうちで一番魅力的な時間を迎えています。
16時40分、夕日が沈んでゆきます。
北アルプスの稜線のすぐ下には厚い雲海が横たわっており、雲に埋もれるようにして夕日が沈んでゆきました。
16時40分、サンセットの瞬間です。最後の光。
少し空が赤くなるかもしれないと思い、北側の広場に移動しました。
16時49分、夕日が沈んだ後の空に映える北アルプス、槍ヶ岳。
手前の高原を次々に雲が流れ、横切ってゆきます。
棚引く雲海と灯り始めた松本の明かりがかすかに見えていました。
~ 宿泊部 関川 ~