梅雨時とはいえ毎日晴天が続き、美ヶ原ではレンゲツツジの開花が進んでいます。
今朝、未明の頃は真っ白な雲の中に包まれており、三日連続の日の出は難しいかと思われました。
4時頃から辺りが明るくなり、次第に雲が切れると、美しい朝焼けと日の出を見ることができました。
その後はもう清々とした爽やかな朝。午前中一杯幸せな時間が続きました。
日中の最高気温は、皆さんがお住まいの所よりずっと涼しい20.9℃。
それでも標高2,000mの強い日差しの下での散策は、いい汗をかく一日でした。
今日の気温
朝:16.3℃ 昼:20.9℃ 夕:18.7℃
白い雲が抜けると爽やかな高原の朝
4時21分、周囲を取り巻いてた雲が切れると、南の空にもうすぐ下弦を迎える月が輝いていました。
4時21分、早起きした皆さんが集う展望テラスより撮影した富士山。
パステルトーンの朝焼けの中、雲から少しだけ頭を覗かせていました。
高原は朝焼けのグラデーションが綺麗でしたが、皆さんに場所を譲り北側の広場へ。
4時24分、日の出前に輝く朝焼け雲。
遠くには低い雲がマスキングテープのように広がっています。
4時32分、本日の日の出です。
雲のマスキングテープは浅間山よりも遠くだったようで、稜線のシルエットも見えていました。
4時33分、新緑が爽やかな初夏の北アルプスモルゲンロート。
気持ちのいい朝です。
4時38分、天狗の露地へ下りて、この時期の定番のショット。
いつかここで草を食んでいる牛さん達を一緒に撮りたい!
4時42分、牧場の草は朝露に覆われており、今朝もシュワシュワなヘビイチゴの花。
4時48分、初夏の高原、朝の風景。
レンゲツツジが咲き始めている天狗の露地を下りて見ましょう。
5時14分、日当たりのいい露地はこの時間でも日差しがたっぷり。
下ってすぐのところ、山道の脇に咲くレンゲツツジ。
5時29分、露地をどんどん下ってゆくと、標高が下がるにつれ開いているお花が多くなってきます。
5時20分、上の写真と時間が逆行しますが、こちらは満開の小梨の花。
5時32分、満開の小梨の花を画面いっぱいに入れると、爽やかさが溢れ出しました。
5時42分、山頂付近まで戻ってきて撮影した牧場とうつくしテラス、遠くに広がる雲海。
朝の天狗の露地での撮影は、素早く下りて登りながら撮るのがおすすめです。
光線は逆光になり、お花は透過光で美しく見え、足元の草花も目の高さになり見つけやすくなります。
5時50分、そのまま王ヶ鼻方面へ下りました。電気柵で保護されたお花畑の中に咲くレンゲツツジ。
お花畑周遊コースを戻りながら、その他のお花も少し。
朝露でしっとり、草花と水滴
今沢山咲いているキンポウゲの花。
スミレの仲間、キバナノコマノツメ。
草露の中に朝日を取り込んでみました。
夏雲が湧きあがったお昼ごろ
11時43分、テラスから高原を眺めると、夏のような積雲が浮かんでいました。
強い日差しと、面白い形の雲はモノクロームで撮影しました。
以上、
本日の担当は関川でした。