昨夜は雨は降らなかったですが、ホテル周辺は朝露が降り、清々しく夏らしい朝を迎えました。
今朝の日の出の頃は、昨日のように遠くまではっきり見渡すことはできませんでしたが、
朝焼け雲を通して昇る朝日を見ることが出来ました。
その後午前中は青空が広がり、高原の緑も美しく、皆さん期待通りの時間が続きました。
今日の気温
朝:15.9℃ 昼:19.3℃ 夕:19.0℃
今朝の美ヶ原
6時36分、夏至を過ぎましたが、依然日が昇るのが早いですね。
薄雲はありますが、青空が広がり気持ちのいい朝です。
6時37分、今朝も草原の緑は瑞々しく輝いていますが、
遠くの山々まで見渡すことは出来ませんでした。
お花畑周遊コースを一周
ここ二三日でお花の開花が進み、お花の種類もぐっと増えてきました。
王ヶ鼻展望ツアーが行われる時間、バスには乗らずに山頂からお花畑周遊コースを歩いてみると、
朝露に濡れた高山植物や草花が、水滴をまとい、しっとりと咲いています。
昨日北口前のお花畑に初めて咲いたニッコウキスゲ。
昨日咲いた花は一日でしぼんでしまいましたが、今朝は新たに数輪のお花が開花しました。
こちらは山頂を通って王ヶ鼻方面へ下る登山道に咲くイワシモツケ。
純白の花が朝露に濡れてさらに美しく輝いています。
昨年の経験から、この花が真っ白で美しい期間は、開花してからそう長くはなかったはずです。
こちらは沢山の花を咲かせたウスユキソウ(エーデルワイスの和種)の群落。
鮮やかな紅色の太陽、コウリンカ(紅輪花)です。
花びらが全部そろって綺麗に咲いている花を、なかなか見つけられないのが、この花のあるある。
こちらはチョウジコメツツジです。
マクロレンズで大きく写していますが、米粒のような小さなお花です。
マメ科の植物、シャジクソウ(車軸草)です。
輪生した葉っぱが、車輪のように見えるのがその名の由来です。
草原を賑わすハクサンフウロは咲初めで、まだまだ大きな群落にはなっていません。
その分単独で咲く株は、とても大きな花を付けています。
今年、お花畑周遊コースのあちらこちらに沢山花を咲かせているテガタチドリ。
まだ蕾も多くあり、これからすぐに見頃を迎えます。
草露のキラキラをバックに、テガタチドリ。
一つひとつのお花の形が鳥のように見えるのが、その名の由来のランの仲間。
すこしグロテスクでしょうか? ノアザミの蕾です。
今朝のおすすめ水滴物件です。
朝のお散歩ではこんな写真が撮り放題です。
水滴をよく弾くタカネバラの葉です。
お花もまだ咲いていましたが、日陰になっていましたので葉っぱだけの出演です。
天気は下り坂、お昼頃
11時39分に撮影したホテル前の高原。
今朝の美しさは見る影もなく消え去ってしまいました。
大浴場、露天風呂の窓と南側。
午後はちょうど宿泊される皆さんがバスで到着する頃、雷が鳴り、ドシャ降りの雨が降りました。
舗装工事中で玄関に横付けできないため、今日は急遽北口から皆さまをお迎えいたしました。
以上、
本日のブログ担当は関川でした。