10月30日 星降る美ヶ原、朝焼けと日の出、夕暮れまで。

今朝は未明から雲一つない快晴の空で、薄明前の空には満天に星空を眺めることが出来ました。

 

やがて朝焼けが広がり、日の出は少し雲に遮られてしまいましたが、

 

北アルプスはモルゲンロートが見られ、雲の上に太陽が昇ると草原が朝日に染まりました。

 

最近は氷点下になることも多くなりましたが、今日は比較的気温が高く、この時期にして快適な日中でした。

 

夕方は今日も北アルプスに沈んでゆく夕日を見ることが出来ました。

 

と、こんな風にとっても贅沢な一日でした。

 

 

 

今日の気温

 

朝:+2.0℃ 昼:+6.7℃ 夕:+3.8℃

 

 

 

夜明け前、未明の空の満天の星

 

 

 

3時53分、冬の星座が勢ぞろいした南の空。

 

肉眼で見ていても、星がいっぱいで星座を見失いそうです。

 

低いところにはカノープスも見つけられるようになりました。

 

 

 

こちらは上の写真に説明を加えたものです。

 

 

 

3時57分、王ヶ頭ホテルと西の空。

 

この時間、冬の天の川は南から頭上を通って、北北西へ流れています。

 

 

 

こちらは3時58分から12分間の星の軌跡です。

 

一気に豪華な写真になりました。

 

 

 

再び南側、4時16分から12分間の星の軌跡

 

 

 

 

美しい朝焼けと北アルプスのモルゲンロート

 

 

 

5時46分、朝焼けが広がる東の空、浅間山。

 

日の出カフェと展望テラスは、日の出を待つ沢山のお客様で賑わっていました。

 

 

 

5時48分、今朝の富士山です。

 

背景に雲が棚引いていますが、いつ見ても美しい姿です。

 

 

 

6時06分、太陽が昇る付近の稜線に横たわる雲があり、日の出を遮っています。

 

このまま雲の上の出るのを待っても良かったのですが、モルゲンロートを撮りに北側の広場へ移動します。

 

 

 

6時12分、移動して正解! 雪の付いた白馬三山が見事なモルゲンロートに染まっています。

 

美ヶ原スカイライン沿いの山には紅葉が残る、この時期らしい一枚です。

 

 

 

6時12分、まだ冠雪が少ない北アルプスは、白馬方面ほど鮮やかなピンク色にはなりませんでしたが、凛とした美しさがあります。

 

 

 

槍ヶ岳の肩にピカピカ光るものが!

 

望遠レンズで拡大してみると、槍ヶ岳山荘の窓のに反射した朝日でした。

 

 

 

6時18分、展望テラスの戻って高原の全景を撮るのは、これから冬を通してのお決まりのコース。

 

ゆっくり昇る秋の太陽が、ずっと低い位置で待っていてくれます。

 

モルゲンロートの撮影には走って移動しますが、戻ってくるのはゆっくりでも大丈夫です。

 

 

 

6時19分、草原の草紅葉をさらに赤く染める朝日。

 

冬になれば真っ白な雪原をオレンジ色に染めることになります。

 

 

 

本日の夕暮れ、燃える夕日

 

 

 

16時36分、夕日を受ける美ヶ原台、その向こうに富士山。

 

昨日のように雲が染まることはありませんでしたが、ちょうど真上に上弦の半月。

 

 

 

16時39分、雲があるため、昨日よりは穏やかな夕日の草原。

 

その分、焼ける雲に期待しましょう。

 

 

 

16時41分、乗鞍岳の左方、雲の中、真っ赤に燃える夕日。

 

 

 

16時47分、間もなくサンセット。

 

上空の雲が美しい色になりましたが、この後さらに赤くなるマジックは、今日はありませんでした。

 

 

 

~ 以上、

 

本日の担当は関川でした。