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曇り空の一日。夕方からは少しだけ空も見え始めました。
気温 ~ 朝 : – 7.2℃  昼 : – 5.4℃  夕 : -4.7℃

昨日の雲ひとつない青空は幻だったのでしょうか。今朝になると冬らしい暗いグレーの雲が空を覆っていました。

気温は – 7.2℃ですが、風が強く体感的には – 10℃以下の感覚です。

さすがに今朝は展望テラスに出て日の出を待つ方も少なめでしたが、雲の隙間から富士山が見え、写真をメインアクティビティーにしたグループの皆さんは頑張っていました。

 

6:21 本来なら日の出の時間の展望テラス。

 

6:39の富士山。この時間には背景の雲が少しピンク色に染まりました。

 

上空に色合いの違う雲が層になり、また真一文字の雲も良いアクセントになりました。今朝一番きれいだったのはこの瞬間かもしれません。

 

6:40 続けて南アルプス。こちらには引き立ててくれる雲がありません。さすが富士山は役者が違います。

 

しばらく経って、

 

7:18 日の出時間をずいぶん過ぎてから、雲の上に太陽が見えました。こんな時のモノトーンな光景も美しいものです。

 

八ヶ岳の上には、長~い雲が横に広がっていました。

 

今日は日中も雲が多い一日でした。

しかしながら、高原に近い低空には雲がなく、美しの塔が見えなくなることはありませんでした。

祝日の美ヶ原は日帰りのお客様も沢山みえ、食道や売店も賑わっていました。

100点にはほど遠いですか、かろうじて合格点の休日です。

 

今日の撮影はここまで。

 


 

昨日掲載しきれなかった写真を数点。

 

~ 朝の窓霜、霜の華 ~

 

しっかり冷え込んだ昨日の朝。

当ホテルの窓霜を語らせたら右に出るものはいない竹下さん曰く、「 今年最後になるかもしれないなぁ 」

日に日に暖かくなる今日この頃。もうマイナス10℃以下になることはないのかもしれません。

 

2023年2月22日、5:55 朝焼けのグラデーションを背景に入れてみました。

 

美しい霜の華です。

 

2023年2月22日、6:34 こちらは日の出の後。朝日を入れて撮った写真です。

 

美しい窓霜は時間によっても、撮り方によっても色合いが違いますね。

窓霜ファンの方は、時間を変えて3度は見に行きたいですね。

 

~ 夕空に輝く三日月と金星、松本の夜景 ~

 

新月をゼロとして数えた、月齢2日のお月様が、正真正銘の三日月です。( このことを知っていると、他の日の細いお月様は三日月と呼びにくいものです )

昨日はまさにその三日月。毎月やってくる三日月の日には、お月様は必ず夕日の後を追って西の空に沈んでゆきます。

太陽やお月様の沈む位置は、1年を通して60°も移り変わります。

冬のこの時期に王ヶ頭山頂から見る三日月は、ちょうど松本の夜景の真上に見ることができ、とても美しいのです。

 

2023年2月22日、18:17 王ヶ頭山頂より、金星と寄り添う三日月。さらに上空には木星が輝いています。

 

ちょうど山頂で居合わせた、写真教室でもお馴染みの小口先生からアドバイスをもらい、縦位置でとってみました。

「 木星まで入れると横だと小さくなってしまうから、縦の方が大きく撮れるよ。 」

小口先生、ありがとうございます。

 

同日、18:31 高度が低くなり、横位置で撮っても大きく撮れるまで待ち続けました。

当りはどんどん暗くなります。暗くなりすぎると、露出の関係でお月様は光ってまん丸に写ってしまい、美しい地球照が見られなくなります。

 

同日、18:38 そろそろ限界です。上空には星たちも輝き始めました。

この時間、山頂は吹き上げる風が強く、寒い上に、三脚を使って手で押さえつけてもブレてしまう厳しい条件でした。

風がなければ、もう少し画質にこだわった設定で撮りたかったです。

 

今日は番外編がメインの 「 今日の美ヶ原 」 でした。

 

~ 宿泊部 関川 ~